今回インタビューしたのは・・・

まずは一問一答プロフィール!

― 出身は?

広島県福山市です!造形大の中では、そこそこ遠い方からの出身ですね。

― 受験方法は?

総合型で受かりました!

― 今は何をしていますか?

学校課題ではUI/UXデザインに関わるスタジオに入っていて、アプリデザインを主にやっています。また、大学祭実行員会で、全体的にデザインディレクター的な立場で関わっています。あと就活中!

― 受験のきっかけは、いつ頃だったんですか?

美大受験という選択肢に気づいたのは、中学の頃でした。服を作ってみたくて。でも、親には言えなくて、普通科高校に行って、高校1年生あたりから本格的に美大志望して予備校に通い始めました。といっても、そんなにがっつりではなく、最初は週1?くらいで通っていたような気がします。その頃は、ゲームデザイナーをしたいなーと考えていました。

― 最初から長岡造形大学を受けていたんですか?

いえ、最初は東京藝術大学が第一志望でした。なので、造形生の中でも珍しい方ですが高校1年生から3年生までみっちり予備校に通っていました。その時はとにかく自分を過信?しがちで、とにかく高みを目指すことが趣味だったんです(笑)。でも落ちてしまって、浪人してから長岡造形大学の存在を知りました。

高校生時代のデッサンや平面/立体構成

― なぜもう一度再トライをせずに、長岡造形大学を第一志望にしたんですか?

まあもちろん、親と話し合って、2浪目ができないという前提はありました。でも、造形大を選んだのは消去法だとか決してネガティブな理由ではなく、そもそも自分が本当はどこに行きたいのかというところを見つめ直した結果でもあるんです。私は結構調子に乗る癖があって、本当にしたいことを無視してつい「誰かに評価されているところ」や「そのカテゴリのトップ」を目指しちゃうんです。それだけ聞くとなんだか立派に聞こえますが、実際はそこまで努力できる人間でもないですし、ただの厨二病なのかもしれません。今就活中ですが、つい大企業にばかり応募してしまうあたり、また痛い目を見そうです(笑)。
そういうわけで、浪人生になって頭を冷やしてからは、大学のネームバリューや立地よりも、ちゃんと自分がしたいことをできるシステムや施設があるところを探し、ここに行きつきました。今ではとても満足しています。

― 浪人時代はどのように過ごしましたか?

だいぶメンタルにはきてましたねー。朝10時から14時までカラオケ店でバイトして、14時から21時くらいまで予備校に行くという毎日でしたが、バイトの時間が本当に救いでした。そのあとは予備校の時間、ひたすら受験対策するんですが、やっぱりどんどん内省的な思考になって自己嫌悪や不安などが押し寄せて来ちゃうので。受験生の方々は、「すべてのリソースを受験に注がなきゃいけない」みたいな強迫観念は持たないように!めちゃめちゃしんどいですし、ちょっとした息抜きですら自己嫌悪になり、ストレスMAXになっちゃいます!もちろん受験のための努力の時間も必要ですが、受験に関係ない楽しい時間を過ごしたり、良いものを見たりすることも周り回ってインスピレーションになるんです。

浪人時代の制作の姿。バイト終わりに予備校に行っていたため、スカートはバイト先の制服だそう。

― これから受験を控える高校生に伝えたいことは?

皆さんはなんとなく、受験を「自分との戦い」として捉えている人が多いかもしれません。私もそうでした。受験という、失敗できない(と思っちゃう)状況では、それに向かって努力しなきゃいけないというプレッシャーにさらされますよね。でも、絶対息抜きは必要で、その時間は人によって様々。そうすると、つい息抜きしてる自分をたくさん責めちゃうと思います。「ちゃんとしろ!」と理性的な指令を出す自分は、「でも遊びたいもん!」という欲望に忠実な自分と対立しているように見えますが、そうなると苦しいです。つい怠けちゃうような人は、自分は最低限どれだけ休息の時間が必要なのか、どのようにしたらメンタルや体力を回復できるかをちゃんと把握して、理性的にそれをサポートできるようになるといいですよね。「理性の自分」は「欲望の自分」に対して、対立するのではなくサポートしてあげれば、きっとメンタル的にも健康ですし効率よく自分の力を伸ばせると思います。・・・ということを、つい最近気づきました。

総合型面接で提出した、ポートフォリオや立体作品(テーマは異世界の灯り。)
🗒️ 編集後記

自分のことをありのまま話すことで、少しでも受験生の不安を和らげたいと言っていたナカガワさん。ありがとうございました。「受験は失敗しても死ぬわけじゃないから!」と念押ししてたので、皆さんもどうか根を詰めすぎないようにしてくださいね!

大学から軽音楽サークルに入り、ライブをするナカガワさんの姿。

※このコンテンツは入学した先輩個人の受験体験を教えてもらったものです。推奨する受験対策を紹介している訳ではありません。ご了承ください。