実録! デザイン基礎演習Ⅱ『体験のデザイン』

こんにちは! カトーです。

今回はデザイン基礎演習II「視覚デザイン領域」選択課題『体験のデザイン』について紹介します。

 

「デザイン基礎演習II」は、デザイン学科2年生前期に開講される演習授業です。

この授業は1年生後期の「デザイン基礎演習I」と地続きになっています。

「デザイン基礎演習I」では、「視覚デザイン領域」「プロダクトデザイン領域」「テクノロジー×デザイン領域」の3つの領域に分かれて、それぞれの領域での基礎トレーニングを行います。それを踏まえ「デザイン基礎演習II」では、より実践的なテーマに取り組みながら、アイデアを形にしていく方法を学びます。

 

今回紹介する『体験のデザイン』は、視覚デザイン領域で行われる選択課題のひとつです。4週間かけて、与えられたテーマを達成するための「体験設計」を考えます。

また、この課題はグループで行います。今回は、カトーと2人のメンバーが実際に取り組んだ4週間の様子と一緒に授業を紹介します。

 

第1週では、グループ分けと課題説明が行われました。与えられたテーマは、「『食事をたのしむ』ためのサービスを考えること」。

ドキドキしながら、まずはチームメンバーとブレインストーミング! 最初はお互い少し緊張していましたが、とにかく思いついたことを出していきます。疑問もアイデアもどんどん飛び交い、気づけばメモは文字だらけに。

授業外の時間にもみんなで集まり、話し合いの続きをしました。

いくつかアイデアがまとまってきたところで、今度は企画書にまとめていきます。

そして、めちゃめちゃいいアイデアが浮かんで最高の気分だったので、話し合いの後はニサンにカレーを食べに行きました! 美味しかった!

 

第2週には、まとめた企画書を見ながら、もっと具体的にしていくため先生方から講評をいただきました。

私たちは2個できた企画書がどちらも素敵だったので、ここで大悩み……。講評での先生方の言葉に流されつつも、あれこれ話し合い、最終的にひとつにしぼりました。

決まったら、すぐに制作物に取り掛かります! 企画書を作って終わりではなく、実際にサービスを運用できるくらいのデモコンテンツを目指します!私たちが考えたのは、「不味い」を「美味しい」に言い換えて、不味いものを美味しく感じさせる「辞書」。ということで、実際に辞書を作ることにしました。

写真はもっちゅりんを食べながらの会議の様子です。美味しかった!

 

第3週は、授業で講評をいただいた後、デモコンテンツの制作を進めるとともに、サービスをプレゼンテーションするためのPV撮影を行いました。

講評では先生から「この短期間で辞書を作るのは難しいから、他のやり方も探してもいいんじゃないかな」との言葉が。しかし、そこで私たちは「絶対度肝抜かしたる!」と奮起。実際に印刷・製本して、辞書を形にしました。

PVでは、ターゲットに「使ってみたい!」と思ってもらうにはどう伝えればいいかを考えながら撮影・編集。私たちのサービスのターゲットは「新婚の夫婦」だったので、メンバーの子のお家を借りて、新婚夫婦に扮して撮影しました。

PV撮影中!
PVに出てくる不味そうな料理

PVに登場する不味そうな料理は、ちゃんとアレンジしてみんなで完食! 美味しかった!

 

第4週は、最後のプレゼンテーションに向けた準備を行いました。

私たちはここで、サービスの売り方について大迷走。今設定しているターゲットは、本当にこのサービスを手に取ってくれるのか? 自分たちに都合の良いように考えてしまっていないか? と、どんどんドツボにハマっていきました。

そこで、これまでの先生方の講評や、自分たちはどんなものを目指したいのかをもう一度整理。話し合った結果、ここでターゲットを変更することにしました。

ターゲットに合わせて、辞書の外観や売り方も調整していきます。

この頃には、チームメンバーは集合すると無言で作業し、たまに確認しあい、たまにお菓子を食べるという、最高に仕上がった状態になっていました。

 

そして授業最終日。緊張のプレゼンテーションです。

ここまで4週間かけて作ってきたものを、自分たちのアイデアを信じて思いっきりプレゼン! 先生方の笑顔や、友人からの「良かったよ!」の一言がすごく嬉しかったです。

他のグループの発表も、自分たちには思いつかなかった新しい視点や、独自のデモコンテンツがたくさんあり、とても刺激になりました。

他のグループの発表風景。踊ったり笑ったり!

さらに、授業終了後先生のおひとりから実際に製本所での製本を勧めていただき、夏休みにも集まって制作を続けることになりました。

ちなみに、次に集まったらラーメンを食べに行く約束もしました! 楽しみです。

 

『体験のデザイン』を終えて、一番印象に残ったのは、グループでひとつのものを作ることの難しさと楽しさでした。

意見をまとめたり、スケジュールを合わせたり、一人ではできない大変さもたくさんありました。それでも、一人ではここまでのものは作れなかったと思います。みんなで悩んで、最後にうまくいったときの喜びは、その分大きいものでした。

そして、制作を一緒に頑張ってくれて、本記事の撮影にも付き合ってくれた2人に大感謝! 本当にありがとう!

以上、「実録! デザイン基礎演習II『体験のデザイン』」でした! ではまた!